【遂に解禁!!4年ぶり6th Album “SCANDAL BAG” 】
遂に本日発売!!!!!
今回は「今の」旬のDANCEHALLにこだわったという
6th ALBUM!!!
「類い稀なる才能とセンスがありながらも、
彼の楽園であるジャマイカとは正反対な都会で、自分らしくレゲエに愛を持ち
堂々とタテガミをなびかせるライオン。
そんな彼がScandal Bagというリアルなライフスタイルをぶち撒けた!
本物のダンスホールアルバム!」
Rude Bwoy Face-その名を聞くと頭の中に浮かぶイメージが”都会でサバイブするライオン”である。
レゲエの神であるJahの愛を受けた類い稀なる才能とセンスがありながらも、
彼の楽園であるジャマイカとは正反対な都会で生き難そうに、
でも自分らしくレゲエに愛を持って堂々と立つライオン。
そんな彼がScandal Bagという中身の見えない袋をぶち撒けたのがこの作品だ。
タイトルの「Scandal Bag」は実はジャマイカで買い物をすると
必ず商品を入れられる黒いビニール袋のことなのだが、”何を買ったか人に見られたくない”、
”自分の私生活を探られたくない”という意味もあり「Scandal Bag」と呼ばれている。
そんなジャマイカ人の性質をも理解しながら敢えて彼は自分の「Scandal Bag」の中身を
私たちリスナーに見せて…いいや、ぶち撒けて聴かせてくれているのだ。
Rude Bwoy Faceの才能は凄い。
DeeJayとしてのスキル、パトワの発音の素晴らしさ、随所に現れるセンスはもちろんのこと、
言葉にできない雰囲気というか黒さ… いや、ラガさは誰しもが感じていると思う。
10代のデビュー時から今まで常にブレることなくレゲエ界のトップにいる彼は
正にレゲエの神に選ばれた申し子なのである。
全国CDショップ、各コンテンツで販売!!!!
TRACK LIST :
1. Intro (SCANDAL TEMPO)
2. BIG LOVE
”バビロンのビルの谷間”で今日も生き抜く。そんな彼のライフスタイルを表現した「Big Love」がScandal Tempoというハードコアなintroからの1曲目である。因みに最後に入っているあの音こそがBagを振ってぶち撒けてる音…ここからこのアルバムは始まるのだ。
3. ASOBITAI (feat. AKANE, RUEED & PUSHIM)
レゲエ界の女王Pushimを迎えた「Asobitai」ではレーベルメイトであるRueedとAkaneと共にDancehallルールと現場での遊び方を彼等なりに表現。この瞬間を楽しもう!というメッセージとは裏腹に切ないPushimの歌声がマッチしたこの曲はこの夏現場を沸かせることは間違いないだろう。
4. MI NUH LIKE…
「Mi Nuh Like」ではジャマイカのダンスホールでも常にテーマとされるBad Mindを主題にしていて思わずニヤリとしてしまったのだが、ここで予想を大きく裏切られた。彼なりのBad Mindの解釈が実に面白いのだ。”Bad Mindにもママ、もしもいるなら”なんて考えもつかない発想だし、”今度産まれ変わったらうまい酒で乾杯したいよな”とBad Mindに話しかける斬新さに、もしもこの曲をパトワ語でリリースしたらジャマイカで間違いなくヒットする!つーかして欲しい!と興奮してしまった。
5. ICE PICK
そして今話題の「Ice Pick」は、本場ジャマイカのダンスホールのトップレベルの完成度である!と声を大にして言いたい。Star Bwoy WorksのRiddimも今のダンスホールのグルーヴ感が出ているし、そこに乗ったRude Bwoy Faceの攻撃性と正にIce Pickのように尖った言葉が、こめかみにグッサリ刺さってしまう。しかもその刺さったIce Pickが中々抜けてくれなくて、何度も聴いてしまう中毒性もある完璧なKill Tuneだ。
6. REDDA DAN RED
90年代後半のダンスホールを彷彿とさせるRiddimに声とフロウがハマった「Redda Dan Red」は彼のファンならば絶対好きだろう。
7. I SHOT THE SHERRIF
ジャマイカ人の不良が大好きな西部劇の世界をテーマにした「I Shot The Sheriff」はRude Bwoy Faceが自分自身を主人公にしたウエスタンバッドボーイストーリーを楽しむことができる。
8. LOVE YOU. NEED YOU
かと思えば「Love You,Need You」は不器用な不良のラブソングで、”ふざけてるふりしてお前が欲しいって一言軽く言えりゃいいのに”なんて女子だったら胸キュン確実なリリックにやられてしまうだろう。
9. MONEY CLIP
Star Bwoy WorksのワンウェイMoney Clip Riddimにのった「Money Clip」では”お金はいらない”とか”お金がなくとも幸せだ”みたいな綺麗事ばかり並べた曲が溢れるこの日本において”Mi Want Bagga Money(大金が欲しいぜ)”とキッパリ言い切るのがカッコイイ。でもそこには仲間や家族を大切に、大きな夢を抱く彼のライフスタイルが織り込まれている爽快なMoney Tuneである。
10. RUDEBWOY DON’T CRY (feat. RUEED)
ドラマチックなRiddimにRueedと共に乗った「Don’t Cry」は失恋した男の悲しみと後悔を表現。なんとなく彼の地元である横浜が頭に浮かぶ大人のラブソング。このTuneは特にRueedのセクシーさが光っていて、このコンビの新しい魅力を見せてくれている。
11. SKIT
そして空港のアナウンスと飛行機の音でライオンが都会から向かうのは…もちろんジャマイカ、Kingstonである。
12. KINGSTON JAMAICA
アルバム最初の曲「Big Love」と同じ”Master OG Riddim”にのったこの曲を最後に持ってくるあたりがニクい。彼がKingstonに着いてからのリアルな動きや感情を歌っているのだが、もう水を得た魚のように…いや、ジャングルに帰ってきたライオンのように生き生きと楽しんでいる様子が目に浮かんでくるのだ。楽園Kingstonに降り立ちすぐに”運命じゃねーか?”そう本人は言うのだが、ライオンにレゲエの神はこう言うのだ。”そうだよ、そこはレゲエの国だよ。だからそこが君の運命の場所だよ。”と。
いつも思うのだ。この人ジャマイカで産まれていたら世界を制していただろうな、と。
それはもちろん妄想にすぎないのだが、
実際Rude Bwoy faceほどダンスホールを表現できているアーティストはいるのだろうか?
何を歌っても、どんなRiddimだろうと”ラガ”を感じさせてくれる。
本場ジャマイカ人にも負けないかっこよさを持つアーティスト。この「Scandal Bag」でまたそれを実感し、
彼の世界観に共感し、感動させられてしまった。
彼はこの日本という国で私たちに伝えてくれているのだ、本物のレゲエかっこよさを。
そして今日もライオンはタテガミをなびがせ
この都会を見下ろして言うのだ
”下向いて従うよりも舌出してたい”と。
All Caption
written by Bad Gyal Marie
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